困ったら立直の天鳳日記

麻雀プロ(特南民)が天鳳位を目指すブログ

ルールによって打牌は変わる?~困ったらあがりやすい方~

良い感じにptは回復してきました。困ったら立直です。

 

いい加減このptの反復横跳びを辞めたいんだけどまだまだ続く。

 

今日は天鳳ゆえに迷わず選択できたけど、ほかのルールならどうするのか迷うとおもうのでいい機会だし言語化しておこう。

 

f:id:koma_reach:20200308173325j:plain

 

オーラス2着目トップとは800点差でありアガれば何でもオッケーの状況。

4順目という速さで聴牌。ただ、同じカンチャン待ちといえど打点は天と地の差がある。もちろんここで切る牌は

 

f:id:koma_reach:20200308173336j:plain

 

3pである。

 

www.komareach.work

 

過去にはとりあえず高めに受けとけという記事も書いていた。出アガリで2600と8000と大きな差があるが、もう一つ大きな差がある。それは出アガリのしやすさである。

 

今回は上3人ができる限り早く(親はちょっと頑張るけど)アガリに来るためあまり状況が不適切な気もするが、基本はドラ受けよりもドラ受けじゃない方がアガリやすい。

 

天鳳では素点が関係なく、着順がすべてなため上がりやすい方を選ぶべきである。そのためこの3p切りは特に変でもないであろう。

 

ではこれが別のルールであったら?最高位戦ルール、協会ルール、Mリーグルールで考えてみよう。

 

おそらく素点よりもトップ率を重視するMリーグルールと協会ルールであれば同じく打3pとなるのではないだろうか。では最高位戦ルールであればどうだろう。最高位戦ではオカがない。そのため、トップ率よりも平均順位のほうが重視される。そしてないがしろにしてはいけないのが、素点である。

 

この手牌で2600でアガった場合最高位戦ルールの場合は+37.3ptとなる。(3万点3万返しのため各家に+5000したものと考える。)

これはつまるところ7300点以上の点棒支出があった状態でラスを引いた場合には割に合わない結果となる。なのでラスを引いた時は大体今回得たptより大きなマイナスになってしまう。

 

なので例えばリーグ戦第1節の1戦目なんかは7pを切る選択が出てくる。リーグ戦の終盤にもなると何とも言えないし、これで親にアガられて3着に落ちようもんなら実質40ptの損失になるため怪しいところがあるが、ラス目の対面を含めて全員が普通に和了に向かうため、親の和了率も20%ちょいぐらいなのでそこまでそんな選択ではないであろう。和了辞めもないしね。

 

とまあ自分が実際遭遇したらビビッて3p切りそうだけどもこうやって考えるのが大事。そして言語化するのもね。

 

 

 

 

協会の中嶋プロみたく言語化が得意な人は自分の中で線引きがしっかりされていて成績も安定するであろう。とりあえず目指せ鳳卓!

 

現在の成績

14-8-10-7 840/2400