困ったら立直の天鳳日記

麻雀プロ(特南民)が天鳳位を目指すブログ

連ラス~困ったら立直しておけ~

ラスをいっぱい引いて原点まで落ちました。困ったら立直です。

 

ラス回避が大事とされる天鳳。なぜそんなに大事かと言われたらpt配分故である。六段では75-30-0-−120という配分になっており、ラスを引いたらトップ2回orトップ1回2着2回or2着4回のどれか満たさないとptはマイナスになってしまう。

 

なのでラス目の立直に対する押し引きや微差の3着目の時の立ち回りなどの議論がとても活発に行われている。

 

だが自分の場合はもっと根本的な問題だったようだ。半荘に3回も放銃していれば大体ラスる。それが立直後の放銃のようにどうしようもないものというわけでもなく、ただ不用意な放銃だ。

 

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手牌は3sを除いてすべて無筋。4mは中筋とはいえドラで切り切れず、2-5mはドラ受け両面固定を考えてしまいきれず。2pは間四軒だ。(基本的に間四軒なんてそんなに気にしないが、連続で並んでいるときだけすごい意識してしまう) 2s4sはただの無筋だ。3sは筋だが、愚形は全然ある。こんなことを考えていたら時間切れで7sがツモ切られて高めに放銃してしまった。

 

無難に3s切ればいいだろう...初手でドラ表示牌切ってまで愚形残すくらいなら先に払っていそうだし。

 

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中対子落としでの立直が入った。ここに9pで放銃。対子落としならそれまでのマタギは通るだろうと思い、9pを切った。

 

そもそもベタ降りじゃない?この時は5p9pが両方とも通るだろうと思っているからこんな手からでも無筋を切ってしまった。

 

とても基本的なことだ。一向聴でも立直に対して押すかどうかシビアに考えなければいけないのに、通りそうとかいう雑な理由で二向聴からの放銃という罪を犯してしまった。

 

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親リーチに対して9sで放銃。さっきまでより手牌は良い。一向聴であるが今度の相手は親だ。この放銃はぎりぎり許されるようなダメなような...

 

押す要素

和了されると自分のラスが濃厚になってしまう

・完全安牌もない

・通っている筋が少ない

・押す牌も19牌

一向聴

 

引く要素

・相手は親

・自分の手は一向聴とはいえノミ手

・子方二人が仕掛けをいれてかつ押している

 

本人は放銃した故にバイアスがかかっており、冷静に判断ができないため有識者にこれならどうするか聞いてみたい。

 

とりあえず、雑な放銃を減らしてもう一度ptを稼ぎなおします。

 

現在の成績

14-13-13-13 1290/2400