今回鳴かなかったのにはちゃんと理由があるんですよ。困ったら立直です。
昔は門前聴牌から鳴いていたやつが今回は副露手聴牌からの副露せずを選択した。それがこの場面だ。
ドラ4の勝負手にも関わらず残念なカン3m聴牌。さすがに聴牌は取るけどいつもの勢いで鳴き無しを押してはいけない。これはまだまだ鳴く牌がある。6m、5-8m、1p。それに1mのポンからの跳満変化も鳴くべきだろう。
さてその選択は立直が入ってからも同じであろうか。1pと1mは切り出す牌が安牌なので変わらないが6m、5-8mは切り出す牌が結構危険だ。すでに11/18スジが出ている中で12筋目のプッシュとなる。大体14%程の放銃率だが、打点に関しては相手の方が高いということはそうそうないだろう。であれば両面になってしまえばそれなりの和了率もあるのでまあ見合ってそう。
でも2件立直は違うよね...さて親の追っかけ立直を受けて宣言牌を鳴くべきか否か。鳴いた時のメリットは一発が消えることと待ちが増えることだ。デメリットは安全牌抽選を拒否することだ。
僕はビビッてスルーして奇跡的に4枚目の3mがすぐにポロリした。では冷静に計算してみよう。親のは7/18スジ。そのため2mの危険度は1/11≒9%。相手の平均打点はとりあえず40符3翻で計算しよう。裏ドラ乗ったら大体これぐらいあるでしょ。
7700×0.09=693点
5200×0.14=728点
というわけで2mを切ることによる期待失点は合わせて1421点となる。今自分が8000点の聴牌というわけで和了率がどれぐらいあれば見合うのかというと、
8000×和了率>=1421
和了率>=17%
となるわけだ。
...17%ってきつくね?まあ今回はドラが見えている分もう少し相手の打点を下げてもいいかもしれないが、17%ってきついだろう...もうめんどくさいから書かないがもし気になるなら自分の待ちが何枚いればここでのプッシュが数学的に正当化されるか計算してください。
実践的に言えばこんな計算できないし、そもそも安全牌がないわけで大概何を切ろうが損なわけなので諦めてゼンツになるのだろうけども。そして期待得失点ではなく期待順位で考えなければいけないのだから、この考えは正直微妙なのだろう。まあでも立直されたら危険な牌切ってまでツモ抽選や安全牌抽選を捨てる必要もないでしょうというのが自分の考えかな。
現在の成績
1-9-1-2 1425/2400