困ったら立直です。
ちょいとまじめな話を。昨日は仕事が終わった後知り合いの自宅にてご飯を食べた後、麻雀をすることになった。
全部で5人いたので自分が今日始めたばっかの人間のスタンドになることになりました。ただ彼はほとんどルールも知らない状態で、まず、役を説明するところから始まった。そこで彼が一言。
「ややこしい」
たしかに。長らく麻雀をやっているプレイヤーは役なんて当たり前だが、初めてのプレイヤーから見たらややこしいことこの上ない。リーチや断ヤオを理解するのも一苦労だ。
それぐらいはわかるだろと思う人もいると思うが、これを見ている人たちはそのわからない感覚はもうわからないぐらいには麻雀をやってきているのだろう。
どうにかリーチと断ヤオ、翻牌を覚えてもらいゲームが始まった。
所詮麻雀。どんな初心者だろうと勝てるときは勝てる。だがこれは麻雀である。勝てないときは勝てないのだ。彼はうまかった。ペンチャンと両面の強さの違いや、孤立牌の優劣ぐらいは簡単に理解し、孤立牌と愚形の優劣を考えるぐらいにはセンスが良かった。それでもほとんど上がれずに彼は負けてしまった。
ルール説明の時点からすでにややこしさを感じ、挙句に負けてしまう。これでこのゲームに興味を持てるだろうか。
誰もが興味を持てるわけではないが、この煩わしさは麻雀を始めようとする人間の興味を大きく削いでしまう。
自分はどうすれば彼に麻雀へ少しでも興味を持ってもらえただろうか。それともこれは仕方のなかったことなのだろうか。