おばんです。困ったら立直です。
麻雀をやるうえで切っても切り離せないもの。それは
立直
ある時期、満貫以下は全部立直したい症候群にかかってしまい、ほとんどの手で立直をするようになってしまった。そう。別にそれ自体はそこまで問題ではなかった。多くの場面において立直orダマならリーチした方が得である。
細かい数値はこれらのに記載されているので参照してほしい。今から4~5年ほど前、麻雀に科学が普及され始めたころ、同時に立直の強さも普及しだした。自分もそれに感化された人間の一人である。
立直は強い!どう強いかは知らず、立直をすれば往々にして得であると信じ愚形2600立直も忠実に守っていた。だけれども勝てなかった。なぜか、それは目的をはき違えていたからだ。
麻雀の目的とは?人それぞれなんて言われたらそこでおしまいだが、麻雀はゲームである。基本は1位を取ることを目的となるはずである。何百、何千と打つのであれば、長期的な成績の最大化が目的であろう。この目的のための手段として立直が存在する。
しかし、自分はこう勘違いしていた。
立直をたくさん打てば勝てると
つまり本来勝つための手段である立直が目的に入れ代わっていたのだ。
立直が目的になっていた自分はただただ先制立直を打つよう心掛けた。後手になったら押さず、ベタ降りをした。果たしてそれで勝てるのか。放銃が減る分ラス回数も少し減った。その代わり、押し返すことが極端に減り、トップも減った。
立直を目的としていると不思議なことにトップが減り、2着3着が増えた。押し返すというハイリスクハイリターンを避け続けたならば当然の結果といえよう。
ずっとこんな打ち方を続けていた自分に革命が起きたのはこの本を読んだからだ。
誰もが一向聴から押していないと思っていたが、この本でその常識が打ち破られた。
そしてこの時から速度よりも満貫思考になっていった。必然的に早いリーチよりも高いリーチを。立直を打つためにぶくぶくにするか、安全牌を抱えるかの選択が生まれた。打点が十分であればダマもするようになった。
そして最近はハネ満思考になっている。多少の速度を犠牲にしより高打点を。周りが満貫を目指すようになったのであれば自分はハネ満を。今までダマにしていたのも立直することも。
ある意味昔に戻った。先制ならダマ満貫でも立直をするようになり。後手を引いた時は平均打点も上がったこともあり、引き気味の選択をするようになった。
結果だけを見ればある意味元に戻ったように見えるが、中身はまるで違う。立直の扱い方が変わった。
ユーザネームにもあるように立直は自分の好きな役だ。より強い立直をかけれるように精進していこう。