困ったら立直の天鳳日記

麻雀プロ(特南民)が天鳳位を目指すブログ

放銃率を下げるために考えるべき2つの場面

放銃率が一向に下がりません。困ったら立直です。

 

冷静に考えて下げるような努力をしていたわけではないですから当たり前っていえば当たり前。

 

そもそも、この放銃率はどうやって決まっているかというと、みなさんご存じの通り以下の式で求められます。

 

放銃回数/全局数

 

なので1局目でダブロン放銃だと放銃率は200%になってしまいます。とまあ単体の値としてはそこまで参考になりません。基本的に放銃率は和了率とのバランスが大事です。

 

よく言われるのが

 

和了率-放銃率≒10.0%

 

だと良きバランスだといわれています。

 

 

こちらはzoo1964@天鳳さんのつぶやきを(勝手に)拝借したものです。

 

これを見ると差は9%もあれば十分みたいですね。それにしても4麻W天鳳位のASAPINと3麻4麻天鳳位の太くないおの両名は化け物みたいな数値たたき出しますね。

 

とまあ指標があって悪いことはないでしょう。やはりこういう時天鳳はいいですね。自分がどれくらいのバランスなのか数値ですぐわかる。

 

ではこの指標から離れているプレイヤーがこの値に近づこうとするにはどうすべきか。それは放銃率を下げることです。

 

和了率を上げることも重要ですが、それは誰でもできるわけではありません。人によって雀風といわれるものだったり、スタイル、打ち方といわれるものが存在します。僕はこの存在を否定しません。何なら肯定派です。

 

データが大量に生まれ、期待値やらを算出できるようになった以上、その期待値が最大となる選択を取り続けるのが最良であり、雀風というのは最良の選択ができない人間の甘えだ!という過激派も存在しますし、言っていることは理解できます。

 

ただ、短い時間でそんな細かい計算をできない以上あくまで机上の空論となってしまいます。そういうのはAIに任せましょう。彼らは計算し、最も良い評価となった1打を常に打つことができます。それができるだけのマシンパワーも技術も発達してきました。確立と統計で打つ以上、人間はAIに対して勝ち越すことはできないのです。

 

常に固定の人間で戦うなど、確立と統計以外で占める割合(いわゆる対人要素)が増えればどうなるかは知らないです。ここら辺はまた今度詳しく書こうかなと。

 

話が脱線しましたが、人それぞれ雀風があります。面前主体であったり、副露主体であったり。当たり前な話、副露率が高いほうが和了率は高くなりやすいです。なので和了率を上げるためにもっと鳴けというのはいささか乱暴かと。いつか直面する問題だけれども、今ではない。優先順位はもう少し後。

 

ただ放銃は、攻め方によらない部分が存在します。それはどんな時かというと、自分が聴牌しておらず他家へのダマ聴以外の放銃です。

 

ようはノーテン時に他家の立直仕掛けに対してどれほど放銃を減らせるかが放銃率を下げるために重要だということです。この2つの局面はすべてのプレイヤーに等しく訪れます。

 

この時の対応の差によって初~上級者まで分かれるといっても過言ではないでしょう。僕は副露に対しての対応が苦手です。ゆえにまだ5~6段をうろちょろしている感じです。 

 

なのでこのブログでは今後立直よりも放銃についてピックアップして書いていこうかと思います。そして、余計な放銃を減らすことができれば鳳凰卓に上がれることを証明して見せましょう。