常に自分だけが立直していたい。困ったら立直です。
今回は基本的に初心者ぐらいを対象に書いています。
たまに好きな役は何かと聞かれます。僕は必ず"立直"と答えるんですが、プロの答えがそんなのでいいのか(笑)といわれることがしばしば。
全国の立直(笑)と思っている雀士に言いたい。
立直は強い
断言しよう。立直率の低いプレイヤーは良い成績を残せない。よく自分のスタイルは~とか、好きな打ち方は~と話すときに指標となる4つの項目がある。
それは
・和了率
・放銃率
・立直率
・副露率
自分を守備型というプレイヤーは多少なりとも放銃率が少なくなるはずであり、攻撃型なんて言うプレイヤーなら和了率(立直率と副露率も)が多少なりとも高いはずである。だが、どんなプレイヤーでも立直率を軽視しないでほしい。
勘違いしないでほしいのは、立直率を高くしろと言っているのではない。低くするなと言いたい。極端な話、立直率0%と副露率0%のどちらの成績が悪くなるかといえば立直率0%だ。
こういう手で3,4s切りダマにして勝ち越しているプレイヤーは果たしているのだろうか。きっといるにはいるんだろうけどごくごく一部であることは違いない。
聴牌したときに考えることは立直をする理由ではない。立直をしない理由があるかを考えるのだ。
立直をする理由を考えるということは、立直よりもダマ聴を意識しているから来る発想である。もし、立直するのが前提であれば立直をする理由は考えない。逆に立直をしない理由を考える必要がある。
そして、この立直をしない理由は最初は気にしなくていい。この部分はそれなりの成績をよりよくするための部分だ。それなりの成績を残すためならぶっちゃけ気にしなくていい。しいて言えば、アガリトップで役あり聴牌時と先制ダマハネ満の時ぐらいは立直しなくていいだろう。
つまるところ、ある程度の立直率の高さは副露率や放銃率に関係なく、ある程度の成績を保証してくれるといっても過言ではない。
たとえ待ちに枚数が少なくとも、自信がなくても、先制ならば多少は気にせず立直を打つ。困ったら立直。成績が振るわない人はこの言葉を思い出して対局に臨んでほしい。
そもそも立直するのがどれほどいいことなのか、どれほどお得なのかはこれを読んでほしい。
有償の内容をだれもが読める無料の媒体で細かく説明するのはさすがにあれなので、ぜひ読んで立直の良さを知っていただきたい。